2008年9月6日土曜日

鐘路タワー

人間は光ものに弱い。女性なら宝石、男ならシルバーアクセ、夜はカラオケのミラーボールといったところか。動物は、「きらきら光る水」「CDや光リボンなどのゆれる光」といった光に恐れる。

自分は小さいころ、夜電気を消して寝る前に指で軽く目を押して、目の中の暗闇で繰り広げられるオーロラのような光(iTunesと同じような映像)を楽しんで見ていた。真っ暗なのになぜ光が見えるか不思議であったが、その光をじっと見ていると非常に気持ちが落ち着く。

なぜ、生き物は光に弱いのだろうか?
目は光によって作られたから、その崇高さを感じるからなのか?火の光への恐れなのか?太陽の光が、あらゆる生命にとって必要なものだからなのか?はたまた、デジカメのスミアやブルーミング(過剰に発生した信号電荷が画素からあふれて隣接画素や信号線、転送用CCD素子などにあふれ出す)と同じようなことが起きているから、混乱するからなのか?粒子と波の二面性をもっているから?
これだけ科学が進歩した時代においても神秘“神のヒミツ”な存在だからか?

写真は、ソウルの中心部に立つ鐘路タワー。ここの最上階では、画素から信号電荷があふれない程度の美しい光の神秘の世界を堪能することができます。

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