2010年5月8日土曜日

創造的なこと

温度や圧力などの環境の変化で物質が多様化するように、木々の葉は光と言う環境感覚を求めていく。
そして、その感覚は目を造りだした。
その目は動く自由を発見し、様々な環境情報を蓄積し、その蓄積が知識や創造性を生みだした。
創造的なことがなぜ面白いかと言うと、その様な変化や新しいものを創るプロセスに似ているからかもしれない。

たしかに、意識と物質は、物質プロセスと情報の活動とがひとつの現実の二つの側面であるような、ある共通の秩序から発展してきたものだということがわかるかもしれないのです。……それらはただ習慣的な反応の場であるにはとどまらず、むしろかくされた創造的な源泉から湧き上がってくるような、なんらかのかたちの知識に近いと言えます。
菅啓次郎 訳 F.D.ピート『シンクロ二シティ』

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