2009年1月9日金曜日

『ネット社会』とファシズム

ネット社会において、ちょっと前は、浅生太郎は神、今は田母神が神。
容易に凄い人を神と呼んでしまう日本のネット社会。
あるネット政治番組では、田母神さんを“閣下”と呼んでいた。
あまりにも幼稚ではないかな。

20世紀初頭に現れた芸術運動『イタリア未来派』。
それは、「少なくとも3つの特質をファシズムと共有していた」。
すなわち、“社会における機械(機械技術)のロマンテックで無知な賛美、敵対者に対する物理的暴力の行使、若さに対する陶酔である。”
これを今のネット社会に置き換えると、
“ネット社会におけるインターネットのロマンテックで無知な賛美、ネットの敵対者に対する暴力的発言の行使、若さに対する陶酔である。”
『イタリア未来派』は、物理的で見える力を有しているのに対して、ネット社会はそうではない。
たぶん、今の幼稚なネット社会では、『イタリア未来派』に見られるような暴力的ファシズムの萌芽はないだろう。

2 件のコメント:

  1. その通りだと思います。
    ρ(-ω- )
    ちゃんと理解するのに3回読んだけど。

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  2. あ~すいまへん。文章力ないので。ちゃんと前後関係考えて文章書くようにしますね。

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