食器屋さんの旦那椅子。重厚なイメージの座布団がいいです。椅子の下はお掃除セット。
穀物屋さんの御婦人椅子。生活感のある背景の小物類の雰囲気がいいですね。ヤカン、扇風機、カレンダー。。
今回は、地下鉄5、8号線千戸(チョンホ)駅近くにある千戸新市場に、王様の椅子を撮りに行ってきました。
千戸駅を降りると、駅前にドカーンと千戸のシンボル現代百貨店(ヒョンデベッカジョン)があります。そして、その周辺はEマートと言う大型スパーや若者向けの商店街などがあり、今日本でも人気のある少女時代(ソニョシデ)やKARAのBGMが流れている賑やかな商業地を形成しています。
そんな賑やかな商店街を通りすぎたところにあるのが千戸新市場。名前に新がついていますが、生活食品と生活用品販売を中心とした古い市場です。
2度目の王様の椅子の写真撮影を通して、こんな事を考えました。
王様の椅子は、訪問者から見た視点では、店主が居なくても、その存在で、人(店主)をイメージすることができ、飾らない自然なその表情が訪問者を快く迎えてくれる。店主から見た視点では、椅子から店の状況を一目で把握できると共に、訪問者との交流を安易にできる場所に椅子がある、などなど、王様の椅子とは、店主と客が一対一の心と心の交流を生む不思議なツールであるのではないかと思いました。そして、その交流を可能にするもう一つのアイテムがアーケードの存在。これがあるお陰で、暑くても、少し寒くても、お客さんの近いところで客を待つことができる。
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