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奉元寺探訪
2010年4月20日火曜日
言葉とイメージ
言葉は思考を支配してしまう。
山、川、風など。現象をあらわす言葉を、まったく違った表現で言えないだろうか?
言葉でなく、見たまんま、感じたままで表現できないだろうか?
表現できるとしたら、その言葉(声)は感覚と現象が素直にリンクしている赤ちゃんの発する言葉に近いであろう。しかし、やろうとしても、なかなか難しい。でも、思ってもいなかった想像や発想を膨らますことができる。たとえば、川であったら、水の流れる音とはどんなものがあるか想像するとミジミジミジ、ミジョミジョミジョ、ピチピチピチ、ビチャ、ビチョン。川は感じたままで言うとミジミジと言う言葉がいいなとか、だから、水はミズなのか~とか。
では、自分が好きな写真はどうか?
たとえば、抽象的な写真は、名付けえない、なにものかであってなにものでもない言葉にならないイメージを伝えることができる。見た人が感じたまんま感じた世界を感じることができる面白さを味わうことができる。その未知なる可能性が面白いのだ。
言葉も写真を見る感覚と同じように、別の方向で再考すると新しい可能性が生まれるかもしれない。
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