“カメラに語りかける自然は、眼に語りかける自然とは違う。
その違いは、とりわけ、人間の意識に浸透された空間の代わりに、
無意識に浸透された空間が出現することになる。”
ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術」
最近梅雨で雨が多い。今日は会社の前を流れているタン川の水嵩が高水敷以上まで増し、フェンスが倒れたり、ゴミが色々流れて大変な状況だった。
クラカメ(古いカメラ)をファッションで身に着ける若者が多い。
人間の創り出した技術、科学、文化が現実を壊していく。
結局のところ、人間は本能で生きている。いくら理性がどうのこうの言っても、それは本能を正当化する“道具”として使われる。